①スノーボード の正しいセッティング

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セッティングについて解説していきます。

セッティングはとても重要ですが、多くの方が知らなかったり間違った認識しているのでぜひ読んでいただきたいです。

セッティングが最適になっていればジャンプは劇的に簡単になります。逆に最適になっていなければ、せっかくの練習が無駄になってしまう可能性があります。

セッティングには以下の項目があります。

①センタリング
②ビンディングの角度
③スタンスの幅
④板の長さと幅(補足)

①センタリング

センタリングとはブーツが板のセンターに来るようにビンディングを調節することです。

左右均等なターン(ラインどり)をするためにしっかり調整しておきたいところですが、多く方が正しく出来ておりません。

具体的に言うと多くの方がヒールサイド寄りに設定してしまっています。
お店の方も間違ってセッティングしている場合もありますので自分のボードは正しくできているか必ず再確認しておきましょう。

まずはブーツを裏返してください。



「つま先の母指球あたり」と「カカトの中心」に目印があります。(赤丸で囲った部分)

これは体重が多くかかる部分を表しています。(ほとんどのブーツにあると思います。)


✅この2つの目印がボードのセンターに乗るようにブーツを置きます。

横から見ても分かりやすいように目印の部分にガムテープを貼りました。

これがセンターです。
結構つま先がボードがからはみ出していますがこれがセンターです。


ブーツがこの位置に来るようにビンディングを取り付けます。

取り付けたら、室内でも結構ですので実際に乗ってみて左右のエッジングの感覚を確かめてみましょう。
同じ感覚になるように微調整したら完成です。

ブーツのサイズが27センチ以上の方は細めのボードだとドラグ(ブーツが雪面に干渉)しやすので太めのボードを選びましょう。

✅よくあるミスを下の画像で説明します。

「つま先のはみ出し」と「カカトのはみ出し」が同じ位になるように置いてみました。
(一般的によく言われているセンタリング)

なんとなくセンターっぽく見えますが、ガムテープを見るとかなりヒールエッジよりです。

これでヒールサイドターンを使用とすると反応がとてもクイックなのでヒールサイドに乗り辛いです。ヒールサイドターンは苦手の人はセンタリングが合ってないかもしれません。
(トーサイドはかなり遠くに感じます。)

①母指球・カカトの中心がボードのセンターに来るようにする。
②実際に乗ってみてエッジの感覚が左右同じになるように微調整。
③なんとなくセンターに合わせるとヒールサイドよりになってる可能性あり
④つま先がドラグする人はワイドなボードを選ぶ
 

長くなりましたが、センタリングは以上です。

②ビンディングの角度

ビンディングの角度について解説します。
 
✅ジャンプがメインであれば「前足6° 後足−6°」にしましょう。
 
本来であれば、人それぞれ理想的な角度は違うと思います。
しかし最短で360を習得したいのであれば「前足6°、後足−6°」これ一択です。
 
 
その理由を説明します。長くなるので興味ない方は読まなくても大丈夫です。
 
結論だけ先に言うと、この角度で自然に乗れている状態は「いいポジション」で乗れています。前足が窮屈に感じる方もいると思いますがその場合、体重が前足に寄り過ぎています。
 
また後に解説するライン取りが簡単になります。

✅「前足6°、後足−6°」がベスト

  1. 動作がシンプルになり、ライン取りが簡単になる。
  2. 自動的にセンターポジションをキープしてくれる。
 

1.動作がシンプルになり、ライン取りが簡単になる。


トーサイドターンを例にして説明します。
下の図は「前18° 後−6°」でセッティングした場合です。

トーサイドに加重したい場合、つま先に加重するのがもっと簡単な方法だと思います。

「前18° 後−6°」の場合、つま先に加重すると、前足のつま先はノーズ方向を向いているのでエッジもノーズ側がより強く加重されます。これではズレやすくなりますので綺麗なライン取りは出来ません。これは角度が増えるほどよりノーズ側への加重が強くなります。


エッジ全体を使ってラインを取るには前足はブーツの側面に加重しないといけなくなります。その上、前足と後足で加重するポイントが異なるのでそれぞれ別の動作しないとなりません。
動作が複雑になると再現性が低くなります。つまり沢山の練習が必要となります。

一方、「前6° 後−6°」の場合はつま先に加重するだけでエッジ全体を使うことができます。シンプルな動作は習得も早いですし、練習を継続しなくても崩れにくいです。

2.自動的にセンターポジションをキープしてくれる。

角度が増えるほど腰を捻れる可動域が広がります。(腰の回旋が大きくなる)

可動域が広がると言うことは色々なポジションが取れてしまうと言うことになります。
また、腰は捻れば捻るほど、軸ズレを誘発します。進行方向側に腰を捻れば勝手に重心が前足よりに移動してしまいます。

6°というのは狭い角度ですが狭くすることでポジションをセンターに矯正できます。

私自身、色々な角度を試しました。「24° −3°」「18° −6°」「12° −9°」・・・・何年もかけて一通りやりましたが「6 −6°」にした途端、何も意識せずに何回飛んでも良いポジションでいられるようになりました。
これから始める方は私と同じように苦労をする必要はありません。迷わず「6° −6°」にしておきましょう。

③スタンス幅について

安定性だけで言えばスタンスは広ければ広いほど姿勢が低くなるので安定します。また、センターの許容範囲が大きくなるので、空中で前のめりになったり、まくられにくくなります。

しかし、広すぎると滑りにくいですし疲れやすいです。
またジャンプの高さは重心の位置によって決まります。あまり重心を低くしすぎるとジャンプも低くなります。


そのため「推奨」か「推奨より+2cm」で良いと思います。


身長と体重によって人それぞれ推奨は異なりますので具体的な数字は言えませんが
私の場合を例に上げると174cm 56キロでスタンスを56cmにしています。

今流行のスタンサーで計測すれば理想なスタンス幅がわかるので一度測ってみることをお勧めします。

(僕のスタンサーでの計測結果   前18° 後−6°  幅54cmでした。)

・広い方がミスに強い
・広すぎると疲れる、高さが低くなる。
・『推奨』『推奨より+2cm』がよい
 

セッティングについては以上です。

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